INTERVIEW 02
社員の声を
大切にする風土が、
仕事への自信と自主性を
育んでくれる。
萩原 久美子
バックオフィス(2019年入社)
入社の決め手は
自然体で臨めた面接
私は大学卒業後、接客業に就いたのですが、徐々に立ち仕事が辛くなり、デスクワークに興味を持つようになりました。PCスキルを身に付けるために選んだのは派遣社員の仕事。壁紙メーカーや建築材料・住宅設備機器メーカーに派遣され、受発注業務を手掛けていました。転職を意識したのは、30歳という節目を迎えたためです。派遣社員として働く中である程度PCスキルが身に付いたので、正社員に挑戦したいと考えるようになりました。
求人サイトで上野硝子工業を見つけ、雰囲気の良い職場写真を見たとき、「この会社で働きたい」と直感で思いました。自分の経験も活かせそうでしたし、自宅から通いやすいところにあったのも魅力でした。決め手となったのは、社長面接です。緊張のため肩の力が入りすぎていつも以上にハキハキとしゃべっていたら、「声のボリュームをもう少し下げて」という不意打ちのツッコミが入り、つい笑ってしまったんです。その後も社長とのやりとりで笑いが起きる瞬間があり、リラックスして面接に臨めました。自分の自然体を引き出してくれたのは嬉しかったですし、職場でも自分の素を出して働けそうなところに魅力を感じました。
お客様との
強固な信頼関係が自信に
私は現在、得意先からの発注依頼を受け、ガラスメーカーへの発注と、納期調整を担当しています。納期が遅れるとさまざまな方に迷惑が掛かってしまうので、常に緊張感を持って仕事に取り組んでいます。バックオフィス部門では一人ひとりが担当顧客を受け持っており、お客様から信頼していただけるように丁寧かつ誠実な対応を心掛けています。お付き合いの長いお客様が多いので責任は大きいのですが、人間関係がどんどん良くなり、それに伴って働きやすくなっていく手応えを味わうことができます。
仕事のやり甲斐は、お客様からいただく感謝の声。お客様のご要望でスケジュールが早まったときなどは、メーカーに再度納期調整を掛け合うこともあるのですが、絶対に無理だろうと思われることを実現できたときは達成感があります。またお客様から「本当にありがとう」と感謝していただけるので、そのときは喜びもひとしおです。
ターニングポイントになったのは、お客様との信頼関係が築けたとき。お客様と私の間で、お互いにどうすればスムーズに仕事が進められるか?を話し合える関係性が築けるようになり、楽しく働けるようになりました。もちろん大変なときもありますが、その都度上司や同僚がしっかり話を聞いてくれますし、ときには業務調整をしてくれることもあり、心強いサポートがあるので安心して働けています。
私は今、入社4年目を迎え、徐々に中堅社員として責任ある仕事を任されるようになってきました。新しい人もどんどん入社しているので、新人教育にも積極的に取り組んでいきたいです。将来的には、社内だけでなく社外からも「萩原さんに任せれば大丈夫」という人材になりたいと思っています。
チームで提案した
デジタル化が導入決定
私が思う上野硝子工業の良いところは、社員思いの待遇です。有休休暇も取りやすいですし、リモートワークに伴う電気代の支給もあります。社員のコミュニケーションを深めたり、息抜きができるような社内行事もあり、待遇や働く環境を通じて会社が社員を大切にしてくれている実感があります。
また、社員の声に耳を傾ける風土もあり、困ったことや業務改善のアイデアがあれば、スピーディーにマネジメント層や経営層の議題に上ります。その一つの取り組みが、社員によるプレゼン大会。毎年、全社員がチームごとに分かれて、テーマに沿ったプレゼンを実施しています。今年のテーマは“付加価値”。私のチームが発表したのは、事務業務のデジタル化です。現在、受発注時には受注書や発注書といった紙をもとに手作業でデータを打ち込み、ダブルチェックをするという体制をとっています。しかし量が多いとミスも増えますし、時間も掛かってしまうので、デジタル化の必要性や方法、それによって新たに生まれたリソースで何ができるかについてプレゼンをしました。その結果、会長・社長がその必要性を実感してくれ、DX化が急速に進んでいます。社員の意見を取り入れ、新しいことへ挑戦する風土は、自主的に働くモチベーションにつながっていると思います。